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ウレタン防水(ウレタン塗膜防水工法)とは、ウレタン防水材を屋上やベランダなどにコテや専用器具などで塗って防水層を形成する工法です。
ウレタン防水材は、ふつうの塗料よりやや粘り気があるマヨネーズのような液状の材料です。
それぞれ石油缶等に入った主剤と硬化剤の2成分を混合して塗り拡げるというもので、2つの成分は化学的に反応して徐々に硬化し、約1日かけて継ぎ目のない防水層になります。
他の防水と大きく異なる特長は、継ぎ目のないシームレスな防水層が得られることです。
たとえ複雑な形状の屋上やベランダでも容易に施工できます。
マンションや工場の屋根、駐車場、競技場などさまざまな用途に使われています。
また、専用の機械で主剤と硬化剤を混合してスプレー塗布する超速硬化ウレタン防水工法もあります。ここで用いる材料(超速硬化ウレタン防水材)は、塗布後10秒程度で硬化し、30分程度で所期の物性を発現します。